売り飛ばされた子どもたち

ビルマにおける子ども兵採用に関する報告

本報告書(全135ページ)は、ビルマ、タイ、および中国での調査に基づく。ビルマ国軍は、規模拡張と、高い脱走率、志願兵の不足により、新たなる兵士の需要が高まったことから、子どもを募集対象にし始めた。 民族派反政府グループなどを含む武装集団も、子どもを募集対象にしてはいるが、その数ははるかに少ない。軍の新兵募集員と民間の斡旋業者は、現金を含む報酬が歩合制のため、年齢や健康状態が明らかに最低基準を満たしていない子どもまで、兵士として採用している。